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電子ピアノを購入するにあたって、下記のような疑問がある方も多いのでは?
ピアノ教室で習っていた時はアップライトやグランドピアノで練習してました。
今は家の都合で電子ピアノが良いと思ってるんだけど、電子ピアノって音色の数は重要かな?
それと、弾いていて何音まで同時に鳴ったら満足いく演奏できるんだろう?
そうですよね。
私も同じ疑問を持ってました。
私なりの結論は、弾くだけの趣味ピアノなら音色数は「基本のピアノ音色があれば充分」同時発生音は「192音あれば充分」です。
それぞれについて、ヤマハとカワイの電子ピアノを15万以上と以下で比較しながら解説していきます。
電子ピアノ購入時の参考にして下さいね。
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音色は基本のピアノ音色があれば充分
アップライトピアノやグランドピアノで育った方にとって、電子ピアノは生ピアノの代用品です。
沢山の音色があっても、使わないことが多いのではないでしょうか。
頻度でいうと、月に1回あるかないかです。
なので、音色は基本のピアノ音色があれば充分です。
とはいえ、様々な音色で電子ピアノを弾いて楽しみたい方もいるはずですよね。
ですので、各メーカーの電子ピアノを15万以上と以下で音色の数を比較していきます。
15万以上の電子ピアノ 音色数 比較
まず、比較表をみて下さい。
メーカー | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | カワイ | カワイ | カワイ | カワイ |
シリーズ | クラビノーバ CLPシリーズ |
クラビノーバ CSPシリーズ |
クラビノーバ CVPシリーズ |
CAシリーズ | CN39 | LS920 | MPシリーズ |
音色数 | 38か 53+480XG+14ドラム/ SFXキット+GM2+GS(GSソング再生用) |
692 + 29 ドラム / SFX キット + XG + GM2 + GS(GSソング再生用) | 1,315〜1605ボイス + 49〜58 ドラム /SFX キット + 480 XG ボイス | 19・44 ・67・91 | 355 | 38 | 40・256 |
価格 | 17,0,500〜396,000 | 286,000〜316,800 | 328,900〜548,900 | 214,500〜517,000 | 204,600 | 176,000 | 203,500〜324,500 |
鍵盤数 | 88 | 88 | 88 | 88 | 88 | 88 | 88 |
価格が高いほど、音色数も多いことがわかります。
また、それぞれのシリーズでコンセプトが違うので、音色数に重きを置いているかどうか違いが出てきます。
生ピアノで出来ないデジタル処理ができ、尚且つ弾いているタッチや音は価格が高くなるほど生ピアノに近くなります。
中古のアップライト購入を断念して、クラビノーバを購入する人もいるみたいだね。
単純に、生ピアノの代用として弾くだけなら「音色数は気にしなくて良い」と感じています。
そして、電子ピアノ別にピアノ音色の特徴もあります。
面倒くさがらずに、実際の電子ピアノの音色を聞いて購入するかどうか決めて下さいね。
15万以下の電子ピアノ 音色数 比較
次に、15万円以下の電子ピアノ音色数比較です。
メーカー | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | カワイ | カワイ |
シリーズ | アリウス スタンダード |
アリウス スリム |
Pシリーズ P515 |
Pシリーズ P125/121 |
Pシリーズ P45 |
CN29 | ES110 |
音色数 | 10 | 10 | 538 | 24 | 10 | 19 | 19 |
価格 | 84,200〜115,500 | 117,700 | 136,000〜 | 46,800〜54,500 | 36,172〜 | 137,500 | 88,000 |
鍵盤数 | 88 | 88 | 88 | 88・73 | 88 | 88 | 88 |
※ヤマハ Pシリーズは鍵盤本体のみで、スタンド・ペダルは別売り
やはり、15万円以上と比べると音色数は少ないです。
ですが、基本のピアノ音色があれば問題なしと考える人にとっては充分です。
現在のcn29の旧モデルです。
とても満足しています。
生ピアノで育ってきた人にとって音色数は重要ではないと思われます。
音色数よりも、「弾いた時のタッチ・基本ピアノ音色の好き嫌い」の方が大切でしょう。
同時発生音は192音あれば充分
次に、同時発生音です。
私は、カワイのcn27という現在のcn29の旧型を使っています。
そのcn27が、同時発生音が192音で満足しています。
つまり、同時発生音は192音あれば充分です。
とはいっても、難しい曲や二人で連弾してステージで使いたい方にとって、同時発生音は大切ですよね。
15万円以上と以下で比較してみましたので、参考にしてみて下さい。
15万以上の電子ピアノ 同時発生音 比較
15万円以上の電子ピアノ比較は下記です。
メーカー | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | カワイ | カワイ | カワイ | カワイ |
シリーズ | クラビノーバ CLPシリーズ |
クラビノーバ CSPシリーズ |
クラビノーバ CVPシリーズ |
CAシリーズ | CN39 | LS920 | MPシリーズ |
同時発生音 | 256 | 256 | 256 | 192・256 | 256 | 256 | 256 |
価格 | 17,0,500〜396,000 | 286,000〜316,800 | 328,900〜548,900 | 214,500〜517,000 | 204,600 | 176,000 | 203,500〜324,500 |
鍵盤数 | 88 | 88 | 88 | 88 | 88 | 88 | 88 |
同時発生音は、256音が限界であることがわかります。
クラビノーバの上位モデルでも、カワイの上位モデルでも同じ256音です。
ですので、連弾や音符数が多い曲を積極的に弾きたい方は、同時発生256音のものを選ぶと安心です。
ここで、ざっくりした目安を計算してみましょう。
電子ピアノでは、ひとつの鍵盤を1度押すと左右のスピーカーから音が出るので、1音が2音同時発生として計算されます。
そうなると、192音の場合は…
一度に96音(192➗2)以上になると、早くに押した音から消えていくということです。
ここで、一度に96音がなる曲はどのような曲なのかがポイントになってきます。
《例え》
ショパンの別れの曲を例にしてみます。
ちなみに、別れの曲は全音ピアノピースで難易度F(上級上)です。
冒頭3小節だけで、楽譜には20音あります。
ということは同時発生音は40音。
もし同じくらい音符が多い曲を連弾で二人で弾いたとしても、同時発生音は80音です。
実際に弾く時には、早く弾いた音は消えていて良いですよね。
つまり、192音あれば純粋に一人でピアノとして演奏する分にはプロでも充分だといえます。
全音ピアノピースでの難易度でF(上級上)やE(上級)を弾きたい人でも、192音あれば安心です。
「プロ級の演奏を二人で連弾でしたい!」という場合には、最上位の256音をオススメします。
15万以下の電子ピアノ 同時発生音 比較
次に15万円以下の電子ピアノの同時発生音は下記です。
メーカー | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | ヤマハ | カワイ | カワイ |
シリーズ | アリウス スタンダード |
アリウス スリム |
Pシリーズ P515 |
Pシリーズ P125/121 |
Pシリーズ P45 |
CN29 | ES110 |
同時発生音 | 192 | 192 | 256 | 192 | 64 | 192 | 256 |
価格 | 84,200〜115,500 | 117,700 | 136,000〜 | 46,800〜54,500 | 36,172〜 | 137,500 | 88,000 |
鍵盤数 | 88 | 88 | 88 | 88・73 | 88 | 88 | 88 |
※ヤマハ Pシリーズは鍵盤本体のみで、スタンド・ペダルは別売り
192音がボーダーとして考えると、5万円前後クラスの電子ピアノから192音機能がついてくることがわかります。
5万円以下が予算の場合は、注意して確認することが大切です。
また、電子ピアノ内臓曲で伴奏を鳴らしながら、自分も鍵盤を押して弾くとなると、同時発生音は足りなくなる可能性があります。
これは、内臓曲の音数にもよりますので確認してみて下さい。
まとめ
いかがでしたか。
電子ピアノの音色数と同時発生数について、ヤマハとカワイのものを15万円以上と以下で比較してみました。
私のオススメは、
音色数は基本ピアノ音色があれば良し
同時発生数は192音あれば充分
ということでした。
私も約2年購入まで悩みました。
一つの参考に、この記事をお役立て下さい。
よければ下記の記事内で電子ピアノ購入時のオススメ手順について記載してますので、参考にして下さいね。 続きを見る
実際カワイの電子ピアノcn27は鍵盤の重さはどう??〜経験者の口コミ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。