アフィリエイト広告を利用しています
ピアノを習っていると発表会に出ることもありますよね。
その発表会で、この「柿の種」は誰かが弾いているのを聴いたことあるかもしれません。
「柿の種」は発表会映えする曲です。
今回は、「柿の種」が映える現象を分析してみます。
映えるのは、魅力があるということ。
と言うことで、私が感じる湯山昭さんの「お菓子の世界・柿の種」の魅力3つと難易度を発信します。
YouTubeで「柿の種」を聴いて、魅力を感じてみてください♪
ピアノ歴がわかる▶︎私のプロフィールはこちら
湯山昭「お菓子の世界・柿の種」の魅力3つ
私の感じるお菓子の世界・柿の種の魅力は下記3つです。
1 リズムが面白い
2 柿の種が口の中でザクザクする妄想ができる
3 ラストのアクセントと抜けが面白い
一つずつみていきます。
1 リズムが面白い
なんといってもリズムが面白い!
四分の二拍子で弾く時に、てこずるんですがリズムの波に乗るとポンポン進んでいけます。
スタッカートとスラーが交互にきて、更にテヌートもダブルで付いていたり一つ一つの音が個性的に感じます。
スラー記号↓
「アクセントとテヌート」
「アクセントとスタッカート」ダブル使い↓
Allegroは「早く♩=120〜152」vivaceは「活発に」という意味です。
楽譜には♩=152の表記があります。
駆け抜ける速さが、柿の種感を増しています!
さらに、柿の種については作者の湯山昭さんがまえがきで下記のように説明しています。
この曲集には、いろいろなアイディアがおりこんであります。
『柿の種』では日本の響きを
曲集内の練習の手引きでピアニスト井内澄子さんが下記のようにアドバイスしています。
スタッカートは鋭く、アクセントもはっきりさせて、リズムをひきしめます。
「リズムをひきしめます」という言葉を感じながら練習すると、上手く「柿の種」感を表現できるに繋がるんですね。
弾いていても、聴いていても面白い曲「柿の種」です♪
2 柿の種が口の中でザクザクする妄想ができる
私は妄想が好きで、弾きながらよくしています 笑
「柿の種」は、口の中でザクザクする食感を妄想しながら弾いていることが多いです。
あの、食感とピリッとした部分とピーナッツの感じが曲から感じられるんです。
メロディーが、ぴょんぴょん跳ねている時(1〜10小節目)には「辛い感じ」で、少し落ち着いた感じだったり怪しい感じ(11〜38小節目)口の中でピーナッツとおかきが混ざっている感じを妄想してます。
湯山昭さんが好きです 日本人の作曲家さんです
一曲一曲が短めのピアノ曲集を出していて
私は『お菓子の世界』の『柿の種』という曲がめちゃ好きですピアノ一台の曲なのですが
うん!これは柿の種だわ!!!ってなりますApple musicにあるので聞いてみてください
題名見てるだけで楽しいからw— まのん (@manon_makaron) March 17, 2021
皆さんは、聴いてみてどんな妄想が繰り広げられますか?
人それぞれ好きな「柿の種」味だったり、ピーナッツ多めとか「おかき」多めとか千差万別で面白いですよね♪
3 ラストのアクセントと抜けが面白い
「柿の種」のラスト、弾いても聴いても面白いです。
と思ったら、最後の和音はアルペッジョで「キラ」と抜けた感じがします。
最後まで、日本風を貫きとおした曲風が最後の和音でまとまる感じが魅力的です。
駆け抜けているのに、最後の和音で落ち着く感じとも言えると思います。
・兄のための歌前半暗譜(8割くらいいけたか?)
・舞踏への勧誘ゆっくり通し↓遊び
・お菓子の世界:バウムクーヘン、柿の種、鬼あられ
・日曜日のソナチネ:音のデッサン、木曜日のソナチネのⅠ、日曜日のソナチネのⅢ湯山さんの曲は小学生の時から好き…(`・ω・´)弾いてて楽しい(`・ω・´)
— そんちょ🕊🇮🇹🤺 (@sonchorn) April 23, 2021
弾いてて楽しいのが一番上手くなるし、良い気分になれますよね♪
弾いても楽しい、聴いていても魅力的な「柿の種」。
個人的には、スーパーのお菓子売り場や日本菓子屋さんでBGMとして流してほしい一曲です!
湯山昭「お菓子の世界・柿の種」の難易度 苦労したところ
「お菓子の世界」の難易度は、全音楽譜出版の難易度別教本では「中級・第3過程」とされています。
ですが、次の過程ともまたがる表記なので「上級曲もあるよ」ということです。
「柿の種」は個人的にベートーヴェンのエリーゼのために(初級上のB)よりは難しくて、ショパンの子犬のワルツ(中級のC)よりちょっと簡単という難易度だと感じています。
「柿の種」は独特なリズムなのでバチッとハマれば弾きやすいですが、躓くと苦労する部分が多い方もいるはず。
62小節の短い曲の中に、シャープ・フラット・強弱記号が沢山ついていて目が回る曲とも言えます。
▼「柿の種」で苦労したところは下記です。
1 四分の二拍子が難しい
2 アクセント!
1の四分の二拍子は、脳内で2拍子を刻んでいるにもかかわらず、16分音符と8分音符の長さがごちゃごちゃになりやすいです。
しまいには、自分で帳尻が合うように編曲したようなリズムで弾き出したり。
対策に楽譜に線を書き込んで、ここで1拍目2拍目と印をつけながら練習しています。
2のアクセントも、1と同じようにオリジナルアクセントが勝手に付いてしまうフレーズが多かったです。
楽譜を読んでるつもりが、隣の音にアクセントを持ってきていたり、スラーの始まり部分を勘違いしていたり。
一度クセがついてしまうと「楽譜通り」に戻すのが大変なんだと感じたところです。
そこでこれから「柿の種」に挑戦する方へ、私のおすすめは、ピアニストの演奏をYouTubeで聴いてからリズム感を身体に入れてからの練習です。
まとめ
いかがでしたか。
「お菓子の世界・柿の種」の魅力3つは下記でした。
1 リズムが面白い
2 柿の種が口の中でザクザクする妄想ができる
3 ラストのアクセントと抜けが面白い
また、柿の種の難易度は、中級以上で、エリーゼのためにと子犬のワルツの間くらいだと感じます。
柿の種ってお菓子?!という疑問はさておき、湯山昭さんの「お菓子の世界」という曲集は、子どもから大人まで楽しめるピアノ曲集です♪
何歳になっても、お腹は空くしお菓子はつまみたくなりますよね。
特に、柿の種は大人なお菓子でそのピリッと感が伝わる曲です。
いつ挑戦するにも今が一番早いタイミングです。
よかったらあなたも、一緒に趣味ピアノを再開しませんか?
趣味ピアノのメリットも下記の記事でまとめているので読んでみてくださいね。
-
ピアノを独学で再開したい!メリットと失敗しない方法〜経験者より
続きを見る
ここまで読んでくださりありがとうございました。